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見えてきた全貌。興福寺中金堂 [奈良のこと]

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現在再建中の興福寺中金堂が今まさに完成に近づこうとしています。
この工事が始まった頃には「出来上がりはまだまだ先だなぁ」と思ったものですが、もう平成30年、落慶まであと少しなんですね。
今年10月7日~11日には落慶法要が執り行われ、一般の参拝は20日からとのこと。
時の流れは早いものです。

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「その全てをこの目で見てきた!」というわけではないですが、いつもそばで拝見し、移り変わっていく姿を折に触れて写真におさめていたACART。
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もうすぐ完成・・・というここ最近、日々着々と覆いがとれて姿を現し始めました。
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5/17屋根の幕が外され、側面も上側半分が外されています。
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6/1には覆い屋根の柱が半分撤去され、いよいよ中金堂の本物の屋根が登場。
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6/12屋根が完全に露出。大きく周りを取り囲んでいた側面の足場もずいぶん小さくなり、中金堂自体の大きさがよくわかるようになりました。

ところで、興福寺中金堂とは?
奈良時代に創建されたものの、その後7回も焼失したと言われる中金堂。興福寺伽藍の中心とされる重要な建物です。
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江戸時代1717年の焼失から約300年という長い年月を経て、やっと今回再建に至ったのだそうです。
(消失から約100年後1819年に仮堂として再建され、中金堂の役目をはたしてきましたが、老朽化から2000年に解体、今回の再建計画が開始されました。)
大きさは創建当初と同規模で、幅約37メートル、奥行き約23メートル、高さ約21メートル。これは東大寺大仏殿に次ぐ巨大な木造建築なんだとか。


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ACARTは2015年に開催された 「中金堂再建現場 ~天平伽藍復興の要、最大級の木造建築、ついに公開!」 にも足を運んだのですが、

http://acartlifestyle.blog.so-net.ne.jp/2015-04-17
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それから3年経ち、囲いの中に入ってしか見られなかった中金堂の屋根も、とうとう外から眺められるようになりました。

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現在はまだ内部は見ることができませんが、完成後の中金堂の内部には仮金堂に安置されていた江戸時代の釈迦如来坐像がご本尊として安置されます。そのほか薬王・薬上菩薩立像(重文)、吉祥天倚像(重文)、大黒天立像(重文)、四天王立像(国宝)もおさめられるとのこと。さらに日本画家、畠中光享さんが法相宗の祖師を描いた柱絵にも注目です。

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ちなみに柱と言えば。この中金堂を支える巨大な柱は計66本。しかしながら今の日本では最大で直径約80cm、長さ約10mという大きな柱に使える大木は手に入らなかったそうで、カメルーンのケヤキを使用した、という話を聞きました。
カメルーンという遠い国からやってきた柱、改めてこの再建の規模の大きさを感じます。


また、この中金堂の再建が終わったら北円堂をはじめ境内の広い範囲にわたって調査修復がはじまるとのこと。まだ詳細な内容やスケジュールはわからないのですが、興福寺伽藍の再建は中金堂の落慶がスタートともいえるそうです。まだまだ再建は終わらないのです。

足場に囲われている姿を見るのもあと少し。
ある意味珍しいこの姿も、奈良を訪れた思い出になるかと思います。
ぜひ奈良へ足をお運びいただき、今この時をご覧ください。
現地では興福寺の猫スタッフさんが案内してくれるかもしれません。
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また10月の一般公開の際にご旅行を計画中の方は、そろそろ宿の手配も考えておいてくださいね。

そうそう明日は土曜日です。
ACART LIFESTYLEも週末恒例の猫スタッフが出勤いたします。
担当は・・・すみません。今週も土曜が長女です。
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